目標を決めて進もうと思っても、「これってやる意味あるのか?」「そもそも何でしたかったのだっけ?」と悩むことはありませんか?
何度も目的/目標を置くけど、これでいいのかと不安になる。そんなあなたが向き合うべきは「認知的回避」です。その解説をしていきます。
1.なぜGOALを決めても諦めるのか?
2.認知的回避とは?
ストレスや不安の「感情」を直視することが怖くなり、「思考で回避」する。これを認知的回避と呼んでいます。
例えば・・・
「一生懸命頑張ったけど報われない時、悔しいと感じるのが嫌だから、頑張っても無駄だよねー」という思考を作る
「誰かと本当は一緒にいたいけれど、理解されない時に感じる寂しさが怖いから、誰かと一緒にいるよりも、一人がいいよねー」と決める。
「本当は心の中疼いているもの」があっても、それを一生直視しないため、目的/目標をいくら置いても、ぐらつくわけです。
3.認知的回避に向き合うには?
認知的回避のためにしてはいけないのは「認知を変えるアプローチ」です。
認知を変えようとしても、感情に向き合わなければ、感情に蓋をしているだけです。
過去の感情に目を向け、直視することが先決です。
4.認知的回避を通して見えてくる「ありたい姿」
認知的回避で、逃げていた感情にたくさん向き合うと、見えてくるのがありたい姿です。
たくさんの感情に目を向けた上で、「過去の自分にあなたはどんな声色で、どんな顔で、どんな言葉をかけてあげたい?」と聞いてあげてください。
その上で、「自分はこれからどうありたいか?」を見つめてください
その先に出てくるのが、あなたのありたい姿です。
5.まずやるといいこと
①日常的な感情に目を向ける
②過去の原体験を振り返り「感情的共感」を誰かにしてもらう
③人生紙芝居を作る
以上のことを、一人ではなく、他者としてください。一人ではほとんどの人が、認知的回避を施していくだけです。
①はBeat Salonで行えますが、②、③はBeat School自己理解コースにて提供させていただいていますので、開講の際はぜひ注目いただければ幸いです。
また、考えるためのワークシートは下記になりますので、ぜひお使いください。対話会なども実施していけると、いいなと思っています。
ありたいを見つけるワークシート.pdf
ありたい姿ワークシート
最後に・・
すぐに向き合って解決することではありませんが、少しずつ向き合うことで、確実に変化するのが、認知的回避への向き合いとありたい姿の創出です。
ぜひ少しずつでもトライしていきましょう。