転職活動中の20代とキャリア相談をしていてよく出てくる話題です。

全員に当てはまるわけではないですが、私はこれは幻想であるケースが多いと思っています。

私は以前、ライブ配信のイベントプロデュースの仕事をしていました。
当日ライバーや投げ銭について全く興味はなく、この仕事をすることに意味を感じるのだろうか?と思っていました。
しかしながら、当時のクライアントさんからのお願いもあり、その仕事を受け始めました。
ライブ配信の頻度を高くし、配信を頑張りたくなるようなイベントの設計。ライバーさんとファンの方が盛り上がるようなイベントの設計に注力。
その結果、売上が上がると同時に、毎日のように行われる配信と、イベントの中での刺激によりライバーとファンのコミュニケーションは深くなり、日々の居場所となっていました。

ライブ配信とは、居場所を生み出すことだったのか。
私は仕事の意味に気付かされました。

私自身、この仕事で成果に向き合った結果、仕事における使命を実感すると同時に、キャリアとしてもコミュニティマーケ/ファンマーケという強みが明確にできあがりました。

そうして、人の意志を応援する広がりが生まれたらいいなという夢を持ち、その後READYFORにてクラウドファンディングプロデュースの仕事をすることになるのです。

興味がない、やる気がしないかもしれない。果たして本当にそうなのか?

この問いを一度持ちながら仕事に向き合ってみることを私はお勧めしたいと思います。
興味がなくとも、自分に向いている仕事であれば、いざやってみるとその仕事の意味は成果によって実感出来ることが多い。

だからこそ私は、興味のない事業というのは幻想なのではないかと思うのです。